フィナステリド外用薬は錠剤と同等の効果があるのか？

フィナステリドのローションについて

フィナステリドのローションは錠剤のように効果があるのか？

錠剤は副作用が怖いローションも同等の効果があるならローションに切り替えたい

と思われている方は多いと思います。

今回はフィナステリドのローションはどう？について

進めていきます。

本題に入る前に、まずは

フィナステリドの役割についておさらい

フィナステリドはＡＧＡの症状の1つ抜け毛を防止する成分です。

人間の体の中で絶えず発生している男性ホルモン（テストステロン）が5αリラクターゼと結びつくことで、脱毛ホルモン（ジヒドロテストステロン）に変化し抜け毛を誘発します。

フィナステリドはこの2つを結びつけず、脱毛ホルモンの抑制をし抜け毛を止める役割があります。

ここまではフィナステリドがＡＧＡ治療に有効な基本的知識になります。

ここから本題に入ります。

■フィナステリド配合ローションはＡＧＡ治療（抜け毛防止）に有効なのか

今までフィナステリド錠剤でしか効果がないと思われていたが

ローションでも同等の効果があるのか？

まずは答え

フィナステリドローションは脱毛ホルモン抑制に効果がある

ようです

しかも

フィナステリド錠剤と同等もしくわそれ以上の効果がある

ようです

■フィナステリドローションが有効な理由

スイスの研究グループがフィナステリドのローションはジヒドロテストステロン（ＤＨＴ）抑制に有効であるという試験結果を発表しています。

※脱毛ホルモン＝ジヒドロテストステロン＝DHT 

試験内容

・1週間フィナステリドのローション（0.25％）を塗布した男性

・1週間フィナステリドの錠剤（1ｍｇ）を服用した男性

この2つの頭皮と血清のジヒドロテストステロン（ＤＨＴ）濃度で比較

※血清とは：血液が凝固した時、上澄みにできる液体のこと

フィナステリドローション・錠剤の試験結果

頭皮のＤＨＴ：ローション-70％　錠剤-51％のＤＨＴ濃度を下げる

血清のＤＨＴ：ローション-67％～-80％　錠剤-51％～-76％のＤＨＴ濃度を下げる

上記の数値を見て分るように頭皮、血清ともに錠剤よりもローションの方がＤＨＴ濃度が下がる結果になっています。

数値結果からフィナステリドのローションは錠剤よりもＤＨＴ抑制に効果がある可能性があります。

注）錠剤はつむじや前頭部全体的に効果的ですが、ローションは塗った部分だけの効果になります。

限られた部分ならローションでも良いと思います。

範囲が広いと結構な量を使用することになるでしょう。

しかしフィナステリド錠剤の副作用が気になる方にはローション使用も良いと思います。

■フィナステリドの副作用

ローション

・ 皮膚（頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感など）

錠剤

・肝機能障害（食欲不振、全身倦怠感、皮膚や粘膜が黄色くなる）

・射精障害（性欲減退、勃起力が弱くなる）

フィナステリド錠剤の副作用は上記が主な副作用になります。

しかし1年服用して副作用を感じた方は全体のわずか3％未満との結果もあります。

当然、錠剤のように体の中らのアプローチよりも外からのアプローチの方が副作用のリスクも下がると思われますので副作用が気になる場合はローションを試してみるのもあるだと思います。

ミノキシジルを例にとってもタブレット（内服）は心臓の動機など重度な副作用が報告されているのに対して外用薬は、ほぼ副作用の危険も少なく、あってもかゆみや炎症など軽度な副作用が主になります。

※使用時、副作用を感じた場合は使用を止めることをおすすめします。

■フィナステリドの取扱について注意すること

1、触れられないこと

フィナステリドは皮膚からの吸収もあるので女性や小さなお子さんが触れないように保管には最新の注意をはらう事

2、パートナーにはしっかり話す

フィナステリドについてはパートナーさんときちんと話をしておきましょう。 フィナステリドの危険性や効果そして保管場所など情報共有をシッカリと

3、服用

女性やお子さんの服用も絶対に禁止です。 フィナステリドは成人男性専用です。

4、妊婦・授乳

妊婦さん、授乳中は触れることがないように特に注意してください。

妊娠中や妊娠前、授乳中の女性がフィナステリドに触れると皮膚吸入し胎児の生殖器の発育に影響を及ぼす危険性があります。

 ※パートナーがいる場合ローションの使用は避けた方が良いと思います。

■フィナステリド錠剤、ローションの使い方

【錠剤】

1日1錠（1ｍｇ）服用する

【ローション】

1回2プッシュ（1mL）を1日2回、毛が薄くなったり、細くなったりしている部位へ塗布する。 その後、2～4分間、頭皮をマッサージする。

※塗布後4時間は髪を洗わないこと

■フィナステリドローション・錠剤の価格比較

【錠剤】

・[プロペシアジェネリック]フィナロイド(FinaLloyd)1mg

1箱100錠入り価格2,785円（1ヶ月約836円）価格変更あり

【ローション】

・リグロースラボFIN25[フィナステリド0.25％]

1本60ｍｌ入り価格2,200円（1カ月約2,200円）価格変更あり

価格は錠剤よりローションの方が倍以上高くになります。

■ミノキシジルと併用すると更に効果が期待できる組み合わせ

ＡＧＡ治療には抜け毛防止と発毛促進の2つが必要です。

抜け毛防止+発毛はフィナステリド、発毛スピードアップはミノキシジルになります。

この2つはＡＧＡ治療をする上で必須になりますので抑えられていた方が良いです。

【フィナステリド錠剤とミノキシジル外用薬セット】

・フォリックスFR15ローション60ml1本 + フィナロイド1mg100錠1箱

（フォリックスＦＲ15はミノキシジル15％配合）

または

・フォリックスFR16クリーム60ml1本 + フィナロイド1mg100錠1箱

（フォリックスＦＲ16はミノキシジル16％とフィナステリドも配合されています） 

【フィナステリドローション+ミノキシジル外用薬】

・リグロースラボFIN25[フィナステリド0.25％]

・リグロースラボM15[ミノキシジル15％]

同じシリーズは併用可能です。

リグロースラボ使用方法

1つ目の育毛剤を塗布して、その後2～4分ほど頭皮マッサージをします。

薬剤が液だれしない程度に乾くまで待ち（約10分後）

2つ目の育毛剤を塗布し、その後2～4分ほど頭皮マッサージをしてください。

塗る順番はどちらでも構いませんが、ミノキシジル含有製剤を最初に使用することを推奨しています。 

■リグロースラボFIN25の使用者の口コミを見る

効果はどうか？

・痒くなりにくく感じます。 リアップのボトルにM15と半分づつ入れて 混合で1ml使用しております。 別々に1ml使うとべたべたになるので。 私にはちょうどいいのか、抜け毛おさまっております

・購入1ヶ月、抜け毛も改善されてる感じです。 このミノキも同時使用。使用感はごわつきなしでとても良い。コストも抑えられて愛用していくつもりです

・リグロースラボM15と併用しておりFIN25は毎朝塗布しています。無色無臭でその後も何の問題もありません。M15よりも安価なので併用してきやすいです。今とても抜け毛が少ない状態なので組合わせとしても良いのではないかと思っています。これからもこの組み合わせを続けていこうと思っています。

今回のまとめ

・フィナステリドは錠剤、ローションともにＤＨＴ抑制効果がある

・副作用のリスク軽減にはローションがよい

・価格はローションの方が高くはなるが副作用のリクスは低い

■AGAを本気で克服したい人はこちら

hagenst.hateblo.jp

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